心の支えとなっているもの①

ケニアフルーツソリューション代表山本です。

青年海外協力隊の任期終了後の2014年の4月にケニアでケニア・フルーツ・ソリューションズという会社を登録してから約10ヶ月。 一気にとはいきませんが、少しづつ前に進んでいます。目の前のやるべきことを日々取り組んできました。これまでの歩みと今後の進捗をブログに綴っていきたいと思います。筆マメではないですが、やってみます。

昨年の12月、想定外のことが起こり、生産が予定通りに進まなくなってしまいました。借りていた施設が急に使えなくなりました。2ヶ月程の短期間借りる予定で正式に契約書交わしておらず、詰めが甘かったと感じています。テスト販売の納期に間に合わせるために早急に別の場所を探して、受注していた乾燥機を大急ぎで取り寄せて、設置しました。しかし、変圧器がなかなか入手できず、奔走している間にクリスマス休暇に入り、販売店は営業しておらず、結局乾燥機が使えるようになったのは1月上旬でした。やっと製造を開始したものの製造部門の管理体制が整っておらず、製造工程での予想以上のロスや遅れがでて、週末も作業をしないと終わらないという状況でした。1月半ばからはマンゴーシーズンが本格的に始まり、グループは最大量を生産して利益をあげたいと非常に意欲的。しかし、品質がこちらの求めるものに達しておらず、改善点を即座に伝えて、取り組んでもらうという繰り返し。
 
 この試練のときに、心の支えとなったのは本は、ご指導頂いている佐藤芳之さんの昨年11月に出版された著書、『歩き続ければ大丈夫。』です。アフリカで事業をするうえでの秘訣がたくさん詰まっています。とっても分かりやすくすんなり心に染み渡る1冊です。