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◆ご挨拶


私たちはアフリカがそこに住む人たちによって、それぞれが大志を抱いて成長していくことを思い描いています。平和と幸せが波及しながら・・・

 私たちは地域社会と連携し事業を通じて社会発展に寄与することに焦点を絞って取り組んでいます。私たちの事業地域に限りはありますが、私たちの事業が農村社会に活力をあたえ、よいシナジー(共鳴)がアフリカ全体に広がっていくことを願っています。

(ケニアフルーツソリューションズ代表 山本 歩)

 


※2014年10月18日読売新聞掲奈良版掲載記事「貧困解消 実りの予感」

◆当社の考え方


1.ケニア産の美味しい果物を原料として安全安心な商品を製造し、世界の家庭に届けます。

2.「美味しさ・健康・美容」を追求するお客様に満足いただけることをビジョンとして継続的な事業を創り上げます。

3.地域社会との強い連携を大切にして、活力ある地域経済を担い、ケニアと日本の社会発展に寄与できる企業であり続けます。

◆なぜマンゴーに当社が取り組むのか


干ばつ耐性が強いマンゴー


甘くてみずみずしく、日本で見るものよりずっしりと大きいマンゴー。
シーズンになると、ケニアの市場(いちば)はマンゴー売りの人であふれます。
マンゴーは干ばつ耐性が強く、半乾燥地での栽培に非常に適しています。
近年の気候変動で、降雨が安定せず、主食のメイズや豆類が収穫できないシーズンもあり、貧しい農民を対象として食料の無償配給が実施されている光景も何度か目にしました。

ケニアのイースタン州南部は半乾燥地域で、年間降水量は約400-800mmです。近年の気候変動により主食であるメイズと豆の収量が影響を受けています。2013年の大雨季(3-5月)にメイズを収穫したマチャコスの農民は約10%、豆を収穫した農民は約15%とマチャコス農務官事務所は報告をあげています。この地域に住むカンバ族はメイズと豆を非常に好み食しています。

 干ばつに強い作物を重要視した営農に切り替えていく必要性に迫られています。また、植林をするなど地域の環境を守りながら、食料生産機能を維持していくという地域住民の意識をより一層高める必要性を感じます。 

  

この地域で国が奨励している植林用の樹種のなかにマンゴーも含まれています。果樹栽培は地域に適していますが、農民の関心はそれほど高くはありません。『安定的な売り先さえ確保できれば、喜んでもっとマンゴーの樹を植えるのに』という農民の声を多数耳にしました。マンゴー農家が安定した公正な売り先を確保できれば、重要な収入源となり、貧困削減にも寄与する可能性があります。